商品画像無料仕入戦隊電脳卸 販売店登録 販売店ログイン
日本電脳卸流通新聞

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)

【刺客】 田村隊員 |2007年01月05日

 非常に興味深いBlog を書いている渡辺千賀さんの著書。個人的に超ファン。渡辺さんのBlog は全部読んだのではないかと思う。(ちとストーカちっくで怖いが...) シリコンバレー在住の著書が、当地の状況を踏まえ、新しい業界で始まった、新しい働き方について紹介している。読むと、シリコンバレーに行きたくなります。
 京都で出版記念イベントがあるという情報をキャッチしたのは良いものの、別件があって参加できず... むぅ、残念。弊社スタッフの中村さんに「こういうイベントあるよ」と言ったところ、参加してくれた模様。で、貰ってきたサイン入り本書を盗み読みしますた。(スンマセン、早く読みたかったのです)

良い点
1:サラッと1時間位で読める
2:面白い
3:シリコンバレーで働きたくなる

悪い点
1:渡辺氏のBlog を全部呼んでいる身としては重複が多い気がします
2:学術的ではない
 学術的な考察を期待して読んではいけません。面白い読み物です。

 就職する際に、○×商事に入ろうと思ったりしなかった身としては、シリコンバレーという地域に就職しているという感覚は良く分かる。僕自身も、業界に就職?(転職)したので、特定の会社に就職するという感覚より業界に属しているという感覚の方が強い。
 日本には、会社に就職する人が多くいる。特に大卒&新卒に多いと思う。これから就職活動をする人たちに是非読んでもらいたい。

 年始に自動車会社に勤めている友人と話していて、豊田市とシリコンバレーは意外に似ているかもしれないなぁと思った。共通点は、イノベーションを生み出していること(洗練された生産方式、ハイブリッドカーの実用化などは世界に誇れるイノベーション!)、田舎であること、地価がそこだけ異様に高いこと、技術者(トヨタ社員)でないと生活が辛かったりすること(トヨタとその子会社、それ以外の会社の3つのレイヤがあり給与が大きく違うらしい)。違いはトヨタは一つの会社のなかで、知識の蓄積、共有を行っているのに対して、シリコンバレーはそれを地域・複数の会社で行っていることだろう。
 もちろん、フリーランスで働くということ、ベンチャー企業を渡り歩く職歴などは、豊田市にはないわけですが、滅多なことでは首にならない終身雇用制度中では、フリーランスより自由にモノが言えたりしますし、研究開発系のヒトにはベンチャー企業よりずっと規模の大きいプロジェクトを渡り歩くという職歴があったりするので、実は似ているのかもと思ってみたり。

 イノベーションを会社という組織で興すのか、地域で起こすのか、というのは組織論のテーマとしては割りと良くあるので、学術的な考察を読みたい人は、その辺りのキーワードでぐぐったら良いと思います。もっともシリコンバレーほど大胆に、ヒト、モノ(サーバ位であんまりいらない業界ですね)、カネを外部化・流動化してイノベーションの速度を上げている例は世界にはないと思いますが。本書を読めば、そのダイナミックさを十分感じられると思います。

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)
渡辺さんのブログ On Off and Beyond

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.d-064.com/MT/mt-tb.cgi/1988

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)