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日本電脳卸流通新聞

電脳戦隊【刺客】 田村隊員

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)

 非常に興味深いBlog を書いている渡辺千賀さんの著書。個人的に超ファン。渡辺さんのBlog は全部読んだのではないかと思う。(ちとストーカちっくで怖いが...) シリコンバレー在住の著書が、当地の状況を踏まえ、新しい業界で始まった、新しい働き方について紹介している。読むと、シリコンバレーに行きたくなります。
 京都で出版記念イベントがあるという情報をキャッチしたのは良いものの、別件があって参加できず... むぅ、残念。弊社スタッフの中村さんに「こういうイベントあるよ」と言ったところ、参加してくれた模様。で、貰ってきたサイン入り本書を盗み読みしますた。(スンマセン、早く読みたかったのです)

良い点
1:サラッと1時間位で読める
2:面白い
3:シリコンバレーで働きたくなる

悪い点
1:渡辺氏のBlog を全部呼んでいる身としては重複が多い気がします
2:学術的ではない
 学術的な考察を期待して読んではいけません。面白い読み物です。

 就職する際に、○×商事に入ろうと思ったりしなかった身としては、シリコンバレーという地域に就職しているという感覚は良く分かる。僕自身も、業界に就職?(転職)したので、特定の会社に就職するという感覚より業界に属しているという感覚の方が強い。
 日本には、会社に就職する人が多くいる。特に大卒&新卒に多いと思う。これから就職活動をする人たちに是非読んでもらいたい。

 年始に自動車会社に勤めている友人と話していて、豊田市とシリコンバレーは意外に似ているかもしれないなぁと思った。共通点は、イノベーションを生み出していること(洗練された生産方式、ハイブリッドカーの実用化などは世界に誇れるイノベーション!)、田舎であること、地価がそこだけ異様に高いこと、技術者(トヨタ社員)でないと生活が辛かったりすること(トヨタとその子会社、それ以外の会社の3つのレイヤがあり給与が大きく違うらしい)。違いはトヨタは一つの会社のなかで、知識の蓄積、共有を行っているのに対して、シリコンバレーはそれを地域・複数の会社で行っていることだろう。
 もちろん、フリーランスで働くということ、ベンチャー企業を渡り歩く職歴などは、豊田市にはないわけですが、滅多なことでは首にならない終身雇用制度中では、フリーランスより自由にモノが言えたりしますし、研究開発系のヒトにはベンチャー企業よりずっと規模の大きいプロジェクトを渡り歩くという職歴があったりするので、実は似ているのかもと思ってみたり。

 イノベーションを会社という組織で興すのか、地域で起こすのか、というのは組織論のテーマとしては割りと良くあるので、学術的な考察を読みたい人は、その辺りのキーワードでぐぐったら良いと思います。もっともシリコンバレーほど大胆に、ヒト、モノ(サーバ位であんまりいらない業界ですね)、カネを外部化・流動化してイノベーションの速度を上げている例は世界にはないと思いますが。本書を読めば、そのダイナミックさを十分感じられると思います。

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)
渡辺さんのブログ On Off and Beyond

大きく振りかぶって

 僕が知る限り女性の描くほぼ初めての本格野球漫画です。男性が書いているものも含めても最も本格的なものの一つであるといっても良いでしょう。魔球・必殺打法は出てこないし、細かい心理描写が秀逸。
 「ドカベン」や「逆境ナイン」のような荒唐無稽な漫画も面白いのですが、野球漫画ならば練習方法、投球や打撃のテクニックや駆け引き、その場面の選手の気持ちなどを描写して欲しいのです。リアリティという点で言えば、主人公の「レン」がストライクゾーンを9分割して、投げ分けることの出来るコントロールを持っているというのは、到底ありえないのですが。140km以上の剛速球を投げるより、リアリティがあるように思えてしまうのが不思議。
 もちろん、川原教授の「甲子園の空に笑え」もほのぼのとしていて、なかなかに良い野球漫画なのですが、野球の技術というものまで踏み込んではいない。

 この漫画の唯一の欠点は、新刊が出ないこと!もう9ヶ月も出てませんよ!アニメ化とかいいからさ。次の巻出してくださいよ!

ひぐちアサ 大きく振りかぶって (1)

実務英語に強くなる よくわかるプレゼン英語

 先日、日本語、英語、中国語が飛び交うミーティングを16時間ほど行いました... 弊社のアフィリエイトサービスの詳細:TwoTierプログラム、MYユーザ報酬について英語で説明するという、なかなかに得難い経験をしました。日本語でも難しいのに!英語でかよ!まぁ、過去に互いに幾ばくかの時間を共有しているし、EC、インターネットに関する素養という共通のベースがあったので、何とか誤解なく意思疎通できたのではないかと... でもさ、8時間ぶっ続けで英会話ってのは疲れた... 通訳さんを挟むと誤訳が挟まるし、なまじ漢字が通じるというのが落とし穴だったりする。

 そんなときに役に立ったのが本書です。英語の本というよりは、プレゼンの仕方、注意するべき点などについて教えてくれる良書です。プレゼンって、ちょっとしたノウハウですぐに上手くなるのに、会社ではあんまり教えてくれない気がするのです。僕は、最初に就職した会社の社長と取締役のセミナーから技を盗みましたが、もっと体系だって教わればもっと良くなるかもしれない。
 プレゼン上手になる最初のコツは「話す内容より話し方の方がずっと重要である」ということを腹に落とすことだと思うのです。

実務英語に強くなる よくわかるプレゼン英語

MASTER キートン(1)

 浦沢直樹といえば、「パイナップルARMY」「YAWARA!」「Happy!」「Monster」「20世紀少年」(現在連載中)「PLUTO」(現在連載中)と、素晴らしい作品ばかりですが、その中でも個人的にイチオシなのが、本書「Masterキートン」です。
 Monster、20世紀少年は、物語として良く出来ていると思いますが、いかんせん長い。Monsterなんて長い上にストーリーが二転三転どころか、四転五転して気楽に読めない。一晩寝たら、どこまで読み進んだか忘れる!っつうの。
 20世紀少年も完結が見えないまま、スピリッツでの連載を追いかけるのに疲れてしまった。ケンヂは生きていたのだろうか?完結&コミックス化を待ちわびております。

 その点、MASTERキートンは基本的に一話読みきりで良い。それを積み重ねていくことで、大きなストーリーが進行していく。地域や風俗、時代等の考証もきちんとなされて(いるように見える)おり、薀蓄もまた楽しい。主人公である平賀太一キートンの凄い能力と不思議ちゃんぶりのギャップが面白い。現実にあんな人がいたらドン引きだろうが。
 保険の調査員(オプ)がこんなに危険な仕事とは思えないが...

 Amazonではマーケットプレイスにしか在庫がない!原作者(既に死去)というか原作者の知人(美味しんぼの原作者)から出版社に難癖がついて、絶版状態らしい。せっかくの名作がしょうもない理由によって読めなくなる、この悲しさ。関係者は、腹を切って又吉イエスにわびるべきだ。そういえば、寄付金集まっているらしいですね、又吉イエスさん。頑張ってください。

Eメールマーケティングで売上を100倍伸ばす方法

 著者の山内善行氏、西田徹氏は、草創期よりメールマーケティングに携わってきた方です。本書は、2000年発行と少々古いですが、非常に論理的、かつ両氏の経験を元に、具体的に分かりやすく書かれており、2006年現在でもバイブルとして十分役に立ちます。
 売上100倍というのは大げさに聞こえますが、クリック率(CTR)、購買率(CVR)は、キャッチコピーの出来、不出来で大きく変動しますので、出来が良いと売上が100倍になることは良くあります。
 メールの文面を「解決型」「価格型」「レア型」「流行型」「贈呈型」「権威型」「適時型」「高級型」の9つの訴求軸に分類し、どの型がどういう属性の顧客(又は見込み客)に有効であるのかを把握するというのは、漏れがなくて思考の助けとなります。
 この商品は、「解決型」でキャッチコピー、文面を作成しようなどと使えば、議論の際に論点が明確になりますし、あまり成果が良くなかったから次は、権威型で書いてみようと、試行錯誤がしやすくなると思います。

Eメールマーケティングで売上を100倍伸ばす方法

10歳から起業すると決めていた 30代で年商14億を達成した私の仕事術

 先日、弊社社外取締役吉田宅にて飲み会があり、その際に、以前に紹介した「一人で20人分の売上! 新人ツルちゃんの接客営業 お客様に「ありがとう」と感謝される幸せな仕事」がこの書評を経由して1冊売れたという話したら、「鶴岡さんの新刊あるで」と渡されたのが本書。

 率直にいうと、「新人ツルちゃん」の方が僕にとっては面白い本でした。それはおそらく、僕が経験したことのある事象が数多く書かれていて、自分の知らない世界、新たな経験という点で物足りないからだと思います。自分で会社を作る、売上を上げるべく奔走する、ベンチャーキャピタルから出資を受ける、創業メンバーでの対立、退社など多くの人が経験しないことについて書かれているのですが、ほぼ同じ事を経験したことのある身からすると、当たり前すぎて新鮮味が少なかったです。
 今経営されているホテル事業会社の話を書いてもらえれば、僕にとっては面白い本になると思います。

 もちろん、本書を読めば、鶴岡秀子さんが素晴らしいビジネスパーソンであることはとてもよく分かります。ただ、読んだ人間が対象外だったというだけです。

10歳から起業すると決めていた 30代で年商14億を達成した私の仕事術

もやしもん

 のだめカンタービレに「菌」達が出てきたところから奥さんが興味を持って、漫画を読み尽くした週末の夜に買ってみました。TSUTAYA が深夜まで開いてるっていいなぁ。VIVA 増田さん。
 農大に入学した主人公:沢木 は「菌」が肉眼で見える/会話できるという特殊能力の持ち主。そんな力を持っていて、よく発狂しないなぁと思うのですが、そんな主人公が農大に入って、発酵を研究する教授の下、いろいろ薀蓄を聞きながら、話は特に進まない。(笑 「菌」「発酵」「発酵食品」に関する薀蓄、エピソードが連なっていく感じで、その薀蓄を楽しめれば面白いでしょう。薀蓄嫌いには向きません。
 菌たちの「かもすぞ〜」がかわいいというか、面白い。

石川雅之 もやしもん

博士の愛した数式

 素数、完全数といった数学の話が結構出てくるのでアレルギーのある人にはつらいかもしれないです。全体に平易に描かれるので、毛嫌いしなければ読めると思います。数字嫌いのうちの奥さんでも読めましたので。
 私、息子である√(ルート)、博士の3人の静かで穏やかな心の交流を、数論、完全数、江夏豊、中込の好投、80分しか続かない記憶、未亡人 様々な要素を交えながら描く佳作、小作品。この作品で、数学、数論を好きになってくれるかどうかは、微妙でしょうねぇ。

 書かれた年推測するに、おそらくフェルマーの最終定理が証明されたことにヒントを得て書かれたのでしょう。

小川 洋子著 博士の愛した数式

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

 気鋭の経済学者が統計を駆使して、politically incorrect な結論を立証する。「2005年もっともBlogで論評された本」ということも非常に頷ける。但し、本書の内容は多分に社会科学的である。また、タイトル、見出しほど結論は刺激的ではない。(と思う)
 ある程度の人(但しMajorityではないくらいの割合)が、同意できるであろう、politically incorrectな結論というのは、人々からの同意を得、同時に嫌悪感を書き立てる。この本、嫌いな人は嫌いだろうなぁ。
 「アホは子供にアホな名前をつけて、その子は親のようにアホになる。」って結論を書いたら怒る人が一杯いることは容易に想像できる。昔、「悪魔」という名前をつけようとした人って、ものすごーく頭悪そうに喋ってませんでした?本を読みながら随分昔のワイドショーの映像を思い出しました。

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える

 ユーゴスラヴィアが生んだ名将 イヴィツァ・オシムを、入念な取材・インタビューを通じて描く良書です。現代のサッカー選手でユーゴスラヴィア出身者を語る上で、民族対立、内戦を語らずしては通れません。含蓄あるオシムの言葉の背景には、民族対立、国際政治に翻弄された半生があるのです。
 著者の木村元彦氏の著書として、"PIXY"・ドラガン・ストイコヴィッチの半生を描いた誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡、ユーゴスラヴィア内戦時に戦火の中へと身を投じて取材を行い、ユーゴスラヴィアサッカーを通じてユーゴ内戦の現実を描いた悪者見参―ユーゴスラビアサッカー戦記があります。本書もあわせて三部作として読んでいただきたい。
 日本サッカー協会会長の川淵氏の「失言」から、始まった次期日本代表監督探しですが、その経緯には非常に不満が残るものの、イビツァ・オシム氏が受諾したことはとても幸運なことでしょう。彼は指揮した全てのクラブでタイトルを取り、ワールドカップで8強まで進んだ経験を持つのです。過去3年にわたってJEF千葉において実践されたサッカーは、魅力的かつ強いものでした。それが日本代表で実現されれば「世界を驚かす」ことができるでしょう。

木村 元彦著 オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える

きょうの猫村さん 2

 奥さんが友人から借てきてました。この、ゆるーい感じがとても良い。ネットで話題になって、書籍化というのも納得です。個人的には、猫村さんのような、おせっかいな人は苦手です。そういえば、僕の周りの身近なおせっかい焼きといえば、奥さん、奥さんの母、実の母でした。ぢつは全員少し苦手かも... orz
 でも、猫村さんのように猫なら許せるんだろうなぁ。

ほしよりこ著 きょうの猫村さん 2

Blog Hacks プロが教えるテクニック&ツール100選

O'reily社の本は武骨である。刺激的なキャッチコピーもカラーの図版も無い、ただ淡々と有益な情報が体系的に網羅されている。その武骨さゆえに多くの人に支持されているのである。巷に溢れているBlog本の中でも最も素っ気無く、最も有用な本は本書であろう。
 著者2名もまた凄い!livedoorの技術責任者として、数多くのサービスを立ち上げた宮川達彦氏とココログを立ち上げ、はてなCTOとなった伊藤直也氏の両名である。
 CMS(Contents Management System)としてのMovableTypeを使いこなすことなくして、効率良く収益を上げていくことは難しいと思われます。ネットショップを運営する方も、アフィリエイトの方も、これからドロップシッピングを活用しようという方も、是非、本書を読んで欲しい。正直、Apacheのインストールとかのところは、必要ないと思いますが、技術のことが分かるようになったマーケター(アフィリエイト)というのは、希少価値があり、自分の市場価値(アフィリエイト収入)を高めることができるのです。

宮川達彦・伊藤直也著 Blog Hacks プロが教えるテクニック&ツール100選

国盗り物語-司馬遼太郎

 司馬遼太郎の戦国物といえば、2006年NHK大河ドラマの原作である「巧妙が辻」より「国盗り物語」を上げたいところある。司馬遼太郎がもっとも脂の乗り切っていたと思われる40代のころに書かれた本書は間違いなく傑作である。「巧妙が辻」の千代役・仲間由紀江に萌えるのも良いが、斉藤道三の才覚に驚いて欲しい。
 戦国の立身出世といえば太閤・豊臣秀吉が有名であるが、斉藤道三の立身出世の方が面白いと思うのは僕だけであろうか。伸び盛りの大名であった織田信長に気に入られ、頭角を現し→天下人となった秀吉は、非常に昭和のサラリーマン的であり、彼らからの支持・共感を受けやすい物語である。それに対して、僧侶からの還俗→油屋→美濃の国の大名となった斉藤道三の方が、より現代的であると思うのである。女との関係から油商奈良屋の身代を乗っ取り、京と美濃の二重生活(事実だろうか?司馬の創作)など、戦国の立身出世として、より波乱万丈であり面白い。

司馬遼太郎著
国盗り物語 前編
国盗り物語 後編

シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

 ジョセフ・シュガーマンのベストセラー「トリガーズ」の邦訳版です。シュガーマンはテレビショッピング(インフォマーシャル)番組QVCや通信販売で伝説的な売上を立ててきたダイレクトマーケティング業界の偉人です。
 もうね、四の五の言わずにすぐ買って読めって感じです。1つ目の「アイスクリームの注文方法」からして、ノウハウ満載・超分かりやすい。
 販売店(アフィリエイト・アフィリエタ)のあなたも、卸会員(マーチャント)のあなたも、必読です。1つの商品を30のトリガーから売ってみるのです。絶対売れる!

ジョセフ・シュガーマン 著シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

ドラッガー365の金言

 2005年になくなった経営学の巨人:ピーター・F・ドラッガーの著書から365の金言・名言を選りすぐった本書。毎日これを読めば、手軽にドラッガーの思想に触れることができます。全てに出典が記載されているので、気になった金言から出典元を読んでみるという使い方が出来ます。
 それにしても、この人がつい去年まで生きていたということに驚きです。確かに、経営哲学という学問分野があれば、その創始者はドラッガーでしょう。

ピーター・F・ドラッガー著 ドラッガー365の金言

アドルフに告ぐ

 手塚治は数々の名作を残した巨匠ですが、どれが最高傑作か?となると答えが割れるかと思います。僕がリアルタイムで連載を読むことの出来たのが唯一「アドルフに告ぐ」でした。小学校低学年だった僕は毎週父が買って帰ってくる週刊文春を楽しみにしていました。(今になってみると週刊文春を愛読する小学3年生ってのもどうかと思いますが...)
 神戸、ベルリン、東京を舞台に三人のアドルフをめぐる物語がそれぞれ独立しした関連性の無い物語として始まり、謎が提示される。謎をめぐり、次第に各登場人物が交錯し物語は急速に展開していきます。
 複雑な構造である上に、度々休筆をはさみ、ついには連載途中に手塚が倒れて1年以上の休載となってしまった。再開されても何がなんだかサッパリ分からなくなっていたのを思い出します。
 高校生になって文庫本で読み返してみると!改めて手塚の偉大さをしりました。僕的、手塚の最高傑作です。

手塚 治 著アドルフに告ぐ

一人で20人分の売上! 新人ツルちゃんの接客営業 お客様に「ありがとう」と感謝される幸せな仕事

 弊社木村がセミナーでご一緒したことがあるということで読んだ本書です。木村曰く「凄い人」ということで本の内容には全く期待せず(失礼!)読んだのですのが、面白くとても有用な本でした。出会いに感謝!
 アパレル販売店員として働いた著者の経験を具体的かつ分かりやすく書いています。新人店員が、なぜ売れるのかを学んでいく過程が生き生きと描かれ、楽しく読むことができます。主に店頭での販売について書いていますが、ウェブやカタログでの通信販売にも応用することができるでしょう。
 著者が一介の販売員から本部企画業務、外資系コンサルティングファームでのコンサルタントを経て、起業とキャリアアップしていくのも頷けます。主人公「ツルちゃん」が魅力にあふれた素晴らしいビジネスパーソンであることが伝わってきます。

鶴岡秀子 著 一人で20人分の売上! 新人ツルちゃんの接客営業 お客様に「ありがとう」と感謝される幸せな仕事

「へんな会社」の作り方

 日本のweb2.0企業として名高い「はてな」の社長である近藤淳也さんの著書です。元々はCNETのコラムとして書かれたものに、インタビューを加えた本です。インタビューも非常に面白く書籍として買う価値はとても大きいです。
 はてなというユニークな会社がなぜユニークなのかがとても分かりやすく描かれています。それは、近藤さんの考え方に起因し、その人間的魅力、その組織としての魅力で人が集まっていることがよく分かります。
 はてなには、広告以外のビジネスモデルを構築して欲しいと期待しているのです。そして彼らにはそれができると、みんなに思わせる何かがあるのです。

 僕ははてなという会社名を見るといつも、2001年に「はてな」が最初のサービス「人力検索はてな」をリリースした時、「こりゃ儲からんな」 と思ったことを思い出します。ドリコムが「Myprofile」というサービスをリリースした時も「またアホなサービスが出てきたなぁ」と思ったのと同じく、自分の不明を恥じております。自分も儲からない掲示板サービスを運営していたくせにね。

「へんな会社」の作り方

「みんなの意見」は案外正しい

 烏合の衆、衆愚政治など群集に対するマイナスなイメージは多々ある。限られた専門家、エリートが下す判断の方がごく普通の人たちの判断を集計した判断より優れている。というのが従来から「真実」として信じられてきた。

 しかしながら、従来のイメージを大きく覆すのが本書で紹介されている数々のエピソードである。
・多くの株式ファンドは、TOPICSなどのインデックスに運用成績で負けてしまう
・牛の体重をあてる賭けでは、平均値がもっとも正解に近かった
・アイオワの先物市場は、どんな調査会社より正確に大統領選挙の結果を当てることができる
などなど。

GoogleやYahoo!などの検索結果が有益な情報をもたらしてくれるのも、本書で紹介されている「群集の知恵」を的確に抽出する技術の賜物である。Googleの技術も素晴らしいが、その技術は多くの人たちがネット上に記述した知識を基盤としているのである。

「みんなの意見」は案外正しい

PHP徹底攻略―Webとデータベースの連係プログラミング

 電脳卸においても、商品データまるごとダウンロードサービスやDWS(現在休止中、ほんとご迷惑をおかけいたしております)を提供しております。プログラムを書くということは、人手では絶対できないような効率化をもたらしてくれます。20世紀後半から21世紀はデータベースの時代であるとも言えます。
 オープンソース(Open Source)の素晴らしさは、従来ならばとても高価なものであったはずのデータベース、プログラム言語が無料で、そのソースコードに至るまで公開されていることです。我々電脳卸もその恩恵を受けています。皆さんもその恩恵を受けて欲しい!PHPとMySQLを活用することで、アフィリエイト運営が飛躍的に効率化できます。従来の手法では不可能だったことができるようになるのです。
 本書はその入門として非常に素晴らしい図書です。私も30歳過ぎてから、これで勉強しました。あなたにMySQLの恩恵を!あなたにPHPの恩恵を!

PHP徹底攻略―Webとデータベースの連係プログラミング

君も社長になろう。 楽しんで儲ける! 起業という生き方

 起業支援団体「ドリームゲート」のチーフプロデューサーであり、弊社社外取締役でもある吉田雅紀の著書です。非常に平易に、とても熱く、起業・スキメシ(好きなことをして飯をくおう)について語っています。

分かりやすい比喩が良い!
 ・サッカーが上手くなろうと思ったら、サッカーをするのが一番の早道。社長として上達したかったら、社長になるのが当たり前。
 ・キャッチボールをやったことがない(自分で事業をしたことがない)のにグローブを買う(会社設立)ことは無意味?
などなど

 僕の起業経験から言うと、「起業することにリスクはない!」 のです。それについては、追々どこかで書いて行こうと思っています。このコラム、本を読んだ方が、一人でも起業したら、嬉しいなぁ。

君も社長になろう。 楽しんで儲ける! 起業という生き方

赤ちゃんとお手てで話そう 親子で楽しむベイビー・サイン

 我が家には11ヶ月になる娘がいます。2850gで生まれ、すくすくと育ち早くも11kg。抱くとずしりと重い。体も頭もでかいが、動きはとろい。未だはいはいもできず、寝返りもうたない(うてない?)。どうやら尻が重すぎて支えられないらしい。同じくらいの月齢の子で、歩いたり、はいはいしたりする子は、動いているので小さい、軽い。ま、動かない方が親は楽なので、遅くてもいつかは歩いてくれればそれでいいのですが。
 ディスカバリーチャンネルで見て、「赤ん坊は喉が発達していないため、しゃべることは難しいが、言葉は分かっている。手話やボディーラングエッジならばしゃべることができる。」という学者の話を聞いて、知ったのがベビーサイン。ベビーサインを習うと、1歳から2歳くらいの子供とコミュニケーションが取れるので、互いにいらいらしない。子供は知能の発達が早い。3-5歳くらいでなぜなぜ小僧にならない。などの特徴があるらしいです。
 まだ、うちの娘はサインを使いませんが、じきに使うのではないかと、「初めてのサイン」を待っているところです。

吉中 みちる (著), 吉中 まさくに (著) 赤ちゃんとお手てで話そう 親子で楽しむベイビー・サイン

おりこうさんおばかさんのお金の使い方

 「社長失格」で有名な、板倉雄一郎さんの新しい著書です。日本人のフィナンシャルリテラシーを高めたいという想いから書かれた本書は、身近な事例からどちらが、フィナンシャルに正しいのかを分かりやすく書いています。ただ、社長失格の方が100万倍面白く、良い本です。作家は処女作を超えられないというのは、なかなかに真実のようです。

 アマゾンの書評を読むと、言葉の使い方で損をしている典型的な例ですね。良いことを書いていても言葉の使い方がまずいと読む人の心には響かないものです。おりこうさん、おばかさん というこの2つの単語の使い方はもっと良い単語があったはずです。

 この手の本を読んでいてよく思うのですが、フィナンシャルリテラシについては誰も教えてくれない、
とかお金に対する正しい知識を教える人がいない、という言説はまゆつばものです。ちゃんと学校で教えてくれます。少なくともこの本に書かれていることのほとんどは大学の経営学、会計学で習うことばかりです。ま、経営学とか会計学を学ぶ人ってのが少ないのが問題なのでしょうが。
 先述のことを言う人たちは、学校で習う知識には実社会では使えない、主張しますが、それは、抽象化された理論、概念を実社会に対して応用・適用してみるという作業を行わないまま、私はただ席に座っていただけであるということを主張しているに過ぎません。

板倉雄一郎著 おりこうさんおばかさんのお金の使い方

増量・誰も知らない名言集

弊社、策士ことK村某より推薦された本書。いやぁ、面白い。とても面白い。ゲス村ことK村が勧めるだけのことはあるので、全編シモネタ・下品ワールド全開です。下品な笑いが嫌いな方は読まない方が良いでしょう。

リリー・フランキーとえいば、賞を取った「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が有名ですが、こちらの方がリリー・フランキーの本職というか本筋だと思います。
事実は小説よりも奇也とはよくいったもので、本当に変な人たちが登場し、変な言葉が並びます。僕の身の回りには、この本に出てくるような人は、一人もいませんと言いたいところですが... 一人だけいました。

リリー・フランキー 著 増量・誰も知らない名言集

ナルニア国物語

 3月4日より公開される映画「ナルニア国物語」の原作です。先週本屋に行ったときに見つけてしまいました。お正月に、ハリーポッターにはまった奥さんには見せないようにしていたのですが... すかさず購入でした。カラー版 ナルニア国物語 全7巻セットとどっちを買うか迷っていたようですが、「こういう洋物は翻訳に難ありな場合が多いからな」と言ってライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1) 岩波少年文庫 1冊だけ購入していました。
 どうやら、気に入ったらカラー版 ナルニア国物語 全7巻セットを買いなおすつもりのようです。
 読んだ感想はというと、「読みやすい。翻訳が上手い。ハリーポッターの翻訳は素人やな。」とのこと。

カラー版 ナルニア国物語 全7巻セット

ウェブ進化論〜本当の大変化はこれから始まる〜

 言わずとしれた預言者:梅田望夫さんが未来について大いに語っています。今、この文章を読んでいるあなたに是非読んでいただきたい。
 ウェブの将来はどうなるのか、について非常に有用な知識、深い見識に触れることができます。これがたったの740円+消費税 とは素晴らしい!絶対買って欲しい。10回読め!
 今はやりのBuzzWord:Web2.0についても非常に分かりやすく解説してくれています。Web2.0って結局のところナンなの?という疑問に答えてくれるだけで価格分の価値はあるでしょう。

 攻殻機動隊の世界がすぐそこに来ているのかもしれません。その時、1973年生まれである私がネットを主戦場にビジネスを構築できるのか... 大いに考えさせられました。残された時間は少ないことを実感します。

梅田望夫著 「ウェブ進化論〜本当の大変化はこれから始まる〜」

9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係

突然ですがエニアグラムをご存知ですか?

どういった状態、行動を好むかという質問に対して、yes/no で答えていくことで、人間を9つのタイプに分類することができる。という考え方に基づいた性格診断です。起源は古くイスラムにあると言われています。

ネット上だとここで調べることができます。
エニアグラムとコーチング

 ちなみに私は「タイプ5:研究者」です。これ以上無いくらいぴったりと自分の本質を示していると感じています。同時に自分自身の問題点、他の人への接し方で注意しなければならない点なども示唆してくれて非常に参考になります。
 電脳卸では、社員全員のエニアグラムを把握しよりよい人間関係を築くための参考にしています。

「9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係」

魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11)

アルスラーン戦記って終わってたんじゃないの?最後に読んだのは大学生の時だったか、11年振りに続きを出すって、どうよ?田中芳樹さんよ!! そういえば創竜伝も終わったの?これも10巻くらいでピタリと新刊が出なくなってフェードアウトした気が...... 何事も途中で投げ出すのはイくない!! 人の為すことの中でも、面白い小説を途中で投げ出すのは、これ以上ない最悪!! 

途中で投げ出さなかったのはエライけど、11年も空いてたら一緒!! 1巻から10巻はどこ行ったかなんてわかんねよ!! こちとら、この11年で6回引越ししてんでい!! 続きの出ない本なんて捨ててるっつぅの!! 何かい?もう一度10冊買い直せようって腹かい?

始末の悪いことに、面白いんだよなぁ......

魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11)

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻

 言わずと知れたハリーポッターシリーズの第六巻です。ま、発売は2006年5月17日と随分先ですが。アマゾンで予約しとけば発売日に確実に受け取れる?と思います。

 何年か前に、ふらりと立ち寄った紀伊国屋書店梅田店で、何気なく手にとったのが、第一巻ハリー・ポッターと賢者の石 (1) でした。こんなにブームになるとは夢にも思わずに、日曜日の昼下がりに読んだのでした。
 それから、「ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2)」 は買ったものの、仕事多忙にかまけて読まずにそのまま本棚の肥やしにしてありました。第一巻はどこにいったのかなぁ と行方不明になってしまい忘却の彼方へ。
 正月に実家に帰ったとき、奥さんが実家の本棚から「ハリー・ポッターと賢者の石 (1)」を見つけだしました。そういえば母親が読みたいというので貸したのでした。子供の世話もそこそこに読み始めたのが運の尽き...でした。それからというもの、最優先事項としてハリーポッターシリーズを読み耽るようになったのです。
 「ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2)」を読み終わったと思ったら、図書館に「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3) 」を予約しにいき、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)」の予約待ちが100件近くあることに絶望したと思ったら、シリーズ全巻全部持っているという友人を見つけて、家に押しかけては「ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4) 」「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 」を借りる。というような感じで1月が過ぎたのです。
 ようやく発行されている全巻を読み終わり、我が家に魔法の世界に左右されない平穏な生活が戻ってきたのです。お金持ちになった、J. K. ローリングさんと、松岡祐子さんには、とっとと最終巻まで出して欲しいもんです。
 ま、ハマル人はそれ位ハマルってことです。

J. K. ローリング (著)、松岡 佑子 (訳)
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻

誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡

Pixyことストイコビッチの半生を描く力作。彼の人生と政治は不可分なので自動的にバルカン半島の民族紛争について理解できます。もうすぐW杯です。1990年イタリア大会スペイン対ユーゴスラビア戦での素晴らしいキックフェイントは、100年語り継がれるプレーです。

木村 元彦著「誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087472450/dennouorosi-22/